憲法を仕事と暮らしに生かそう自治労連埼玉県本部日本自治体労働組合総連合

機関紙「埼玉の仲間」みんな組合に入ろう特別号を掲載しました

2022.03.14

「私と労働組合」それぞれのつながり・・・組合を一人でも多くの力で支えよう

安心して働ける職場を作るために、労働組合は絶対になくてはならない存在です。今回は組合員のみなさんに、自分自身の労働組合とのつながりやきっかけなど、それぞれの経験を話していただきました。
「働く人は入っていて当たり前」なのが組合です。みんなで少しずつ力を出し合って、支えていきましょう。

〇子育ての大変さを知っていたから、権利を大切に使います
〇過重労働だった前の会社にはなかった組合の存在が心強い
〇保育実践の学習会に参加しています

〇突然の介護で救われた 介護休暇は組合の力
〇会計年度任用職員の経験加算を実現
〇環境問題を考えるツアーに参加して
〇借換えの相談がきっかけで(ろうきん)

子育ての大変さを知っていたから、権利を大切に使います

 母は一人で私と妹を育てくれたのですが、時々組合の話をしていました。私たちが保育園の頃は、母が迎えに来る時間がいつも一番最後でした。職場で育児時短(育児短時間勤務)が取りづらく、組合で時短を取りやすくする活動を頑張ってくれていたとよく言っていました。そういう記憶があって、組合は大事だとわかっていたので、組合に入るのは当たり前という感覚です。
 今は私が5歳と3歳の子育てをしながら、育休明けになっても、時短勤務の権利を大事に使わせてもらっていて、助かっており、ものすごく感謝しています。(事務職・女性・30代)

過重労働だった前の会社にはなかった組合の存在が心強い

 前にいた会社(建設関係)では、どんなに残業しても仕事が終わらず、土日も「自主的な出勤」で手当はなし。体力的に限界だったし、なによりも子どもと過ごす時間がほとんど無いのがつらかった。子育ては1回きりですから。子どもが小学校に上がる前、妻と話し合って、思い切って退職を決め、市役所に転職しました。
 市役所でも残業が結構あるのが意外でしたが、前ほど無茶ではないし、なにより全然違うのが、市役所には組合があり、働きすぎやサービス残業をなくすために活動しくれていることです。それが心強いです。活動してくれているというか、自分も一人の組合員でいることで、活動に少しは貢献できているのかなと思っています。子どもたちの世代に、働きやすい世の中になってほしいです。(技師・男性・30代)

保育実践の学習会に参加してます

 組合で保育の学習会があるので誘われて行きました。とても勉強になっているし、他市の同世代の保育士の方たちと仲良くなったり、仕事の相談もできたり、いろいろとつながれて良かったです。
 せっかくこういう素晴らしい機会があるのに、参加しないのはもったいないです。組合はいろんなことをやっているんですね。若い人がもっと増えるといいなと思います。(保育職・女性・20代)

突然の介護で救われた 介護休暇は組合の力で

 5年前、高齢の親が突然脳梗塞で倒れました。家で面倒を見れるのが私以外にいなかったので、ヘルパーさんを頼んだとしても、ほぼつきっきりの介護が必要になりました。有休はすぐに使い切ってしまい、このときに介護休暇の大切さが身にしみてわかりました。これがなかったら仕事を失ってしまうのですから。
 幸い、職場の人たちも理解ある方々でした。組合の役員の人には、介護休暇は組合が勝ち取ってきたものだと教えてもらいました。私が組合員でいることは、今困っている誰かの役に立っていることです。働く人は本当に弱いし、助け合いですから、誰もが組合の一員でいるのが自然なことではないでしょうか。(事務職・女性・40代)

会計年度任用職員の経験加算を実現

 非正規職員の経験加算の労使交渉を組合のニュースで読んだり、以前から組合には少し関心がありました。交渉で本当に実現して、すごいと思いましたし、組合に誘っていただいて、私も力になれればと思って加入しました。(事務職・女性・40代)

借換えの相談がきっかけで

 家庭の事情で学生の頃からの借金が重なっていて、ろうきんなら低金利で借り換えができると聞いて、組合に相談しました。結果的にすごく助かっています。労働者のための金融機関だから、組合員に有利です。(事務職・男性・30代)

NO WAR ロシアのウクライナ侵略に反対します

自治労連は、街頭宣伝、署名、ロ大使館へのFAX集中などの緊急行動を進めています。

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